図書館日誌
図書館日誌5月展示
5月の展示をご紹介します。
①メイン展示「サクサク するする」
後述する図書委員展示のテーマが「分厚い本」だったため、逆に司書のメイン展示は短い本特集にしました。
丁度よく3年生の面接対策の授業ともハマり、よいテーマとなりました。
②図書委員展示「分厚い本」
図書委員会広報班が始動。5月はA班による展示です。
選ばれた本が分厚いか?と疑問に思わなくもないのですが、それは個人の判断ということで…。
委員の二人ともイラストに力を入れてくれました。POPの形を工夫していて良いですね。
③壁面展示「くずし字、いろいろ」
図書館で授業をしたわけではありませんが、3年国語一般の授業の成果物を展示させてほしいと依頼がありました。
生徒が文章を考え、国文学研究資料館が提供している「くずし字、いろいろ」という変換ツールを利用して、どのような字体になるのか試してみたようです。
司書のお気に入りは「おにぎり食べたい牛若丸」。響きが良い。
こういう遊びを通して学べると楽しいですね。
図書館便り5月号
北陵としょかん5月号を配布しました。
図書館日誌4月展示
4月の展示をご紹介します。
①メイン展示「ど~する?デザイン」
もうすぐ結団式ということでデザインやレタリング関係の本を揃えました。
団Tシャツや団旗のレイアウトに活用してもらえればと思います。
②壁面展示「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2022」
壁面展示はイチオシ本を2面にわたって特集。こちらは毎年県内で行っている企画で、2021年11月~2022年10月に発売された本の中から、各校司書がこれぞというものを推薦し、得票数が多かったものトップ10を紹介しています。
今年本屋大賞を受賞した凪良ゆう『汝、星のごとく』もランクインしています。本屋大賞とは異なり、小説だけでなく実用書や漫画、図鑑、ありとあらゆる本が対象となる点がイチオシ本の面白いところです。今年のイチオシ本1位は高校生が書いたインド紀行でした。
③壁面展示「企業研究SDGs」
普段委員会の班展示で使っているもう一面には、昨年度2年生が授業でまとめたレポートを展示しました。
新聞から、インターネットから、それぞれ企業が行っているSDGsの取り組みについて調べてまとめました。
5月からは再び委員会の展示の場に使いたいと思います。
図書館日誌4月授業利用
今月は図書館オリエンテーションがありましたが、授業でも早速図書館を使ってもらいました。
1学年は毎週金曜日に朝読書を実施しています。また、国語で今扱っている単元が本に関することということもあり、本を1冊借りてみましょうと授業で図書館に連れてきてくれました。
本を選ぶときのコツは、やっぱり自分で読みたいと思った本を手に取ることだと思います。オリエンテーションではなかなか時間が取れませんでしたが、今回はじっくり棚を眺めることができました。それぞれビビッとくる出会いがあったのではないでしょうか。司書も整理をしていて未だに「こんな本もあったのね!」とびっくりすることがあります。そういう風に、少しでも自分の興味をひいたものであれば飽きずに読むことができると思います。
けれども、あんまり難しいものにしすぎると途中で挫けてしまうので、背伸びしすぎないことも重要です。読書も筋トレと一緒です。いきなり無茶をすると怪我をします。少しずつ負荷をかけて体を慣れさせていきましょう。
図書館日誌本のクリーニング作業
図書館オリエンテーション、第一回図書委員会等が終わり、ようやく一息つけそうだったので、長らく後回しにしていた本のクリーニング作業を行いました。
こちらは閉校した学校から譲り受けた本。このまま棚に入れるには少し汚れが目立ちます。
まずは刷毛で天・地・小口の埃を掃います。ページをめくって本の中にも埃が入り込んでいないかチェック。あればそれも掃います。
その後、カバー部分の汚れをアルコールシートで拭います。
クリーニング後の本がこちらになります。シミが残る部分もありますが、全体的に綺麗になりましたよね。
ご自宅でもできる簡単な作業です。本の保存状態が気になる方はぜひやってみてください。あまり安すぎる刷毛だと抜け毛が出てしまって寧ろ作業の邪魔になるので、そこだけ注意が必要です。
図書館便り4月号
北陵としょかん4月号を配布しました。
図書館便り3月号
北陵としょかん3月号を配布しました。
図書館日誌2月展示
① メイン展示「先生方のオススメ本・好きな本」
昨年同様、生徒にオススメしたい本と、生徒には難しいかもしれないけどご自身が好きな本を、先生方から募集して展示しました。
今年集まったのはなんと21タイトル!紹介文のPOPが黒板からはみ出す程たくさんの本を紹介してもらいました。一人で複数冊紹介してくださる方もいて非常に有難かったです。
②図書委員展示「猫の日」
図書委員広報班Bチームが担当。
3年生が家庭研修期間に入ったためBチームの担当は1名のみ。1冊だけだと寂しいので周りの本は司書が選んで飾りました。猫がテーマの本は物語から実用書までたくさんあって選り取り見取り。選ぶ側も楽しかったです。
図書館日誌1月~2月授業利用
①2年国語表現「修学旅行事後学習」
今年度2年生は修学旅行で沖縄に行ってきました。そこで、改めて沖縄や戦争について調べようと授業を行いました。
班ごとに分かれて「琉球文化」、「沖縄の自然」、「ひめゆり」、「ガマ」、「基地問題」といったテーマについて調べ、1枚の紙にまとめました。
用紙はその後図書館の壁面スペースに飾っています。5階で授業をしていた先生方が帰りがけにちらほら見に来てくれています。
②2年国語表現「SDGs」
修学旅行の事後学習の後はSDGsについて調べてまとめました。
こちらは新聞に触れることを目的としたクラス、本に触れることを目的にしたクラスによって図書館の事前準備が異なりました。
新聞クラスは新聞をめくってSDGsに関係のある記事を探すため、書庫から1年分の新聞バックナンバーを引っ張り出しました。本のクラスは後述の3年生の授業で利用したSDGs本をそのまま流用。
どのような取り組みが行われているのか、それぞれ調べていきました。
2年生はインターンシップを経験してこれから就職試験が控えています。
企業がどういう取り組みをしているか知らないと、自分がその企業に合っているか、そこで何ができるかアピールできないよ、という先生のお話が沁みました。
③3年現代文「SDGs・戦争・物語の新しい読み方」
3年生の現代文では、高校生活最後の授業として目標2つを設定し、取り組みました。
目標1・1冊本を選び、自力で読もう。
目標2・選んだ本をもとに、言いたいことを言おう。
3つのテーマから1つを選び、本を読んで作文を書くという課題です。
テーマ1・SDGsについて調べて、自分の意見を書こう
テーマ2・戦争について調べて、今の小学生に戦争のことを伝えよう
テーマ3・絵本や童話を分析して、新しい読み方・面白い発想を表明しよう
どのテーマを何人が選ぶか分からず、とにかく一学年分資料が必要ということだったので、今回は県立図書館に依頼をしてSDGs関連図書を大量に取り寄せました。
どの本も内容がしっかりしている上に読み易かったので、今後少しずつ本校でも購入していきたいと思います。
個人的には3が一番難しいテーマではないかと思いましたが、3を選ぶ生徒が一番多くて驚きました。
今回の課題は予めまとめておいて学年末考査の時に書くということでした。果たしてみんな無事に書けたのか大変気になる授業となりました。
図書館便り2月号
北陵としょかん2月号を配布しました。